2009年11月6日金曜日

日本語 にほんご ニホンゴ(導入前の基礎知識 Sulfurの使い方)

多言語化されている、最初から日本語が使えるなどとsabayonについて記載されていたりしますが、如何せん中途半端です。
最初に日本語として設定しなければならないのは、何といってもフォントでしょう。
最初からインストールされているのは、Xorgの標準フォントとして
media-fonts/font-jis-misc-1.0.0
ですが、gnomeのメニューなど、まともに表示されない文字が多いです。
#これは単に設定の問題かも知れませんが。
いずれにしてもあまり美しいフォントとは言えないので、変えてしまいましょう。

そんなわけで、いきなりEntropyというか、Sulfurの使い方です。
既にインストールしてネットにつながっているものとしての説明です。
#前後しますが今後ネットの設定も記載する予定

スーパーユーザーとしてのアカウントを所得できるユーザーでログインすると、「アップデート、いっぱいありまっせ。」と言ったメッセージを見ることになりますが、

最初の設定されたモードではまったくSulfurは使い物になりません。Advanced modeでしかSulfurは使う必要がないです。
おまけにまったく日本語化されていないし。
使い方の日本語サイトも全くないどころか、公式サイトのWikiも中途半端にしか記載してません。
また、後で説明しますが、いきなりetc-updateとかの知識が必要であることが思い知らされます。


なんじゃそりゃ。

そんなわけで早速Advanced modeに設定しましょう。
[File]タブのAdvencedにチェックしてください。これで選択できる項目が増えます。
これをしないと、新しいパッケージを選択することができません。
こんな感じになりましたか?
一番左には上から順番に、「Applications」「Security」「Repositories」「System files」「Preferences」「Installation」6つのタブが並んでいると思います。

「Applications」はアップデートや新しいパッケージを選択するときに使います。ここがもっとも多用するというか、基本ここを使います。
「Security」は、GLSAを適応するときに使いますが、デスクトップ環境ではそんなに気にすることはないと思いますし、もともとGLSAは英語での環境がほとんどです。詳しくはGentooのサイトなんかを参考。
「Repositories」は他の派生したリポジトリを追加したりするときに使うんでしょうが(日本語のリポジトリとかあるのかな?)、デフォルトのSabayonのでいいでしょう。
「System files」はGentooでいうところのetc-updateやdispatch-confを行うものです。アップデートなどで/etcの書き換え起こる場合の設定をここでやりますが、これはぶっちゃけgentooを知らないとなにをどうしたらいいかわかんないと思います。
「Preferences」はSulfurのプリファレンスを設定するところで、外見の色を変更したり、ネットの接続(Proxyとか)の設定、/etcのなかで変更を許可しないファイルやディレクトリを設定できます。
「Installation」は「Applications」の中で選択したパッケージなどを確認して、実際にインストールするするときに使います。

では早速、フォントをインストールしてみましょう。
まずは「Applications」をクリック、クリックと。
今度は左から「Updates」「Available」「Installed」「Masked」「All」「Sets」と並んいます。一番右にはパッケージを名前で検索したり、パッケージのソート方法の選択があります。
「Updates」が選択されていると、下には「Add All」と「Update Repositories」のボタンがあると思います。
まずはリポジトリを最新のものにしましょう。「Update Repositories」をクリックすると、
のように、「Progress」が追加され、進行内容が表示されます。
リポジトリが最新になったでしょうか?
#ちなみにこの「Progess」ですが、いつの間にか終わっていても、終わったことがぱっと見分かりにくいです。
#終わるといつの間にか上の方に「こんなところで時間を無駄にすんな、ぼけ」って出てきます。
#インストール後もこんな感じなので、適当に閉じましょう。

そしたら、「Applications」の「Available」をクリックしましょう。
ずらずらっとインストールされていないパッケージで、インストールできるものの一覧が出てきます。これからいちいち探していたのでは、日が暮れるので検索しましょう。
右上の検索のところに「media-fonts」と入力して検索してください。インストール可能なフォントだけに表示が絞られます。
パッケージ名と簡単な説明が記載されているので、自分が希望するフォントを選びましょう。
aquafont、aquapfont、ipamonafont、monafont、mplus、mplus-outline、mikachan-font、shinonome、sazanami、vlgothic、kochi-substituteなどでしょうか?
さすがはSabayon。微妙なライセンスなどもおかまいなし。
フォントが具体的にどんな感じかは、ネットで検索してみてください。
自分は結局いろいろインストールしましたが、昔のよしみでvlgothicをデフォルトにしています。
パッケージをクリックで選択して色が変わったら、名前の左横にある□をクリックしましょう。Installと表示されるので、選択すると□の中に矢印がつきます。
やっぱやめたって時はもう一回□をクリックするとUndo Installと出てくるので、クリックすると選択が解除されます。

希望のパッケージを選択すると、上に「Installation」とかかれたボタンが追加されますので、これをクリック。
選択したパッケージの一覧が出てきてますので、ここでいらなければUndo可能ですが、そのままでよければ、下の「Review for Install」をクリックすると、「Installation」に移動します。
ここで最終確認になる一覧が出てきます。
左下の方には「Save」「Open」「Clean」はインストールするパッケージリストを保存したりできるようです。
#これを使えば自分の選んだパッケージを他のマシンに簡単に追加できるようです。
右下の方には「Download only」「Download source code」のチェックがありますが、まあいらないでしょう。
その右の「Commit Actions」をクリックするとパッケージのダウンロードとインストールが始まります。
「Progress」に表示が変わりますが、ライセンスの確認が必要なパッケージを選択していると、
のようにライセンスの確認を求められるので、適当にライセンス確認して、「Accept License」していってください。すべての確認が終わらないと、「OK」が押せないし、他のパッケージのインストールも始まりません。
後は適当にほっとくとインストールが終わります。
とりあえず、今回はフォントのインストールと言うことで、「System files」とかの追加で設定するものはないものとして、ここまでにします。
長かった。

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