#というか、下書きの段階で放置したままになっていたものです。
#追記しながら、書き直しました。
家族に使わせるデスクトップ環境としていろいろと設定していますが、如何せんLinuxではいくつか足らないものもあります。
今までWindowsを使っていたことを考えると、やっぱり困るのが、家族の写真の管理とDVDのリッピングでしょうか?
それで思いつくのは、PicasaとK9Copyかなと思いますが、K9Copyは使ったことがないですが日本語化されていないと。
自分が使うならいいですがそれではちょっと困ります。
またPicasaも3になってかなり使いやすいようですが、どうもこっちもLinux版は日本語になっていないようです。
どうするかと悩んでいると結局Picasaはwineで動いているんだったと、思いだし
「だったら全部wineでいいか」
とwineを設定してみました。
#「だったらWindowsでいいか」とは言わない。
んで、ハマりました。
sabayonではwineのパッケージとして1.1.32が入っています。
これをインストール(というか、最初から入ってます。)して、wineを使用するユーザーのterminalで
winecfgとやると、.wineというディレクトリーが作成され、初期設定がその中にstoreされます。
その後、winecfgのウィンドウが開きますが、
なんじゃこりゃ。
まったく文字が表示されません。日本語のフォントの問題だとは思いますが、ここまでひどいのは始めて見ました。
まあ、どうせあとで設定すればいいかと思い、Picasa3のWindows版をダウンロード。
terminalから
wine picasa3-setup.exeとやってみますが、フリーズ。いろいろフォントを設定したりなどしましたが、まったくダメ。
最初からwineに導入されているものとして、regeditやnotepadは起動しますが、InernetExplorerは起動せず、errorを吐いて落ちます。
プロセスを確認したり、topなどでメモリーなどの使用量を見てみたりすると、Picasa3をセットアップするときにUpdaterが起動するようですが、これがフリーズしているみたいでした。
それならばと別なWindowsマシンにPicasa3をインストールして、フォルダーをまるごとコピーしてみると、起動はしますが、同様にUpdateを確認するプロセスがフリーズしてしまい、Picasa終了後もwinserverと一緒にリソースを食いつぶしています。
ではと別なGentooマシンでwineをemergeしてみると、どうやらStableなのは1.1.12のようです。
# 追記2009.12.10します。gentooでは1.1.29に上がっています。ところがこれでもPicasa3は同様にフリーズします。大丈夫なのはここの記載の1.1.12ですので、それでやってます。
Gentooマシンにwine 1.1.12を導入してpicasa3-setup.exeを使ってみると、問題なくインストールされます。(フォントはおかしいけど)Updaterなどのフリーズもありません。
問題はwineのバージョンに依存しているようでした。
そんなわけで解決方法としては、
- 他のマシンでインストールしてフォルダーごとコピー。Updateはしないように設定する。
- wineのバージョンを変える
どっちを選ぶかは当然使う側の好みだと思いますが、Updateがきちんとできる、他のアプリケーションにも問題が起こりにくい、フォントの導入しやすさなどから、今回はwineをGentooでstableなversionまでダウングレードすることにしました。
ではまずはsulfurでwineをアンインストールしましょう。
sulfurを起動し、[Applications]-[Installed]をクリック。
右上にwineと入力して検索すると、
こんなかんじ。 左側の□をクリックすると、[Remove][Purge]と表示されるので[Remove]を選択。
#RemoveとPurgeの違いがよくわかりません。Removeは消してしまうので、Purgeは消さないけど使えなくしてしまうorインストールされてないことにしてしまう?解る人教えて。
後は[Installation]以下にょろにょろで消してしまいます。
それとwineの設定(winereg)なんかも消してしまいましょう。~/.wine/をrm -rfしてしまいます。
sulfurはこれで一旦終了。
次はwine-1.1.12のemergeです。
terminalでsuして、emerge --syncんでもって、
emerge -av =app-emulation/wine-1.1.12です。
#ちなみに特定のバージョンをインストールしたいときは、=を付けます。って知ってるか。
これでwine-1.1.12がインストールされました。
んで忘れずに
equo database gentoosyncです。これでwine-1.1.12がインストールされていることがentropyにも伝えられます。
んで、このままでwineはおkですが、なにかというと
「wine、新しいのいかがですか?おいしいですよ」
とUpdateが促されるので、maskしてしまいましょう。
gentooは/etc/portage/のなかのpackage.maskに記載です。
>app-emulation/wine-1.1.12の1行を最後でもどこでもいいので、追加しましょう。
んでEntorpyはどこでmaskするんだろうか?と探してみると、
/etc/entropy/以下にEntropyの設定をいろいろ設定しているファイルがいっぱいです。
とりあえず、今回はmaskだけなので、/etc/entropy/package/package.maskの中に
>app-emulation/wine-1.1.12を記載しましょう。まったくいっしょです。これで一々
「いやまだビールでいいです。」
などと断る必要がなくなります。
とりあえず、こんなところでしょうか。これはでもwineが今後updateされたときにupdate出来なくなりますので、Versionが上がって問題ないようでしたら、ここで記載します。
#追記2009.12.10 現在もう一度書きますが、1.1.29-1.1.32までは試しましたが、ダメでした。大丈夫なのがあるようなら教えてください。
とりあえずここまで。次はwineの日本語設定になります。
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