2009年12月12日土曜日

日本語 にほんご ニホンゴ (wineの日本語)

wineを無事にダウングレードできましたが、このままでは



と、こんな感じでまったく日本語が表示されません。
#これはDVD Fabのインストーラです、念のため。
wineの日本語フォントを設定しなければならないようです。
ちなみに前回のインストール後に問題なく日本語表示できるかもしれません。Sabayonにインストール済みのフォントによってはwineで認識して設定してくれるみたいでした。
ただ、いろいろとうまく表示出来ないところもあったので今回の方法もあることを紹介します。

wineは結局のところ~/.wine/以下にWindowsと同様にCドライブやregistryが存在し、それらを設定することで、いろいろと変更が可能ですが、いかんせん面倒です。
それらを便利に設定したり、切り換えたりできるものとしては、PlayOnLinuxq4wineWine-Doorsなどなど。

いろいろあるようですが、そこまでwineに依存してしまっては、「何のためのlinuxなの?」と思いますので、一番シンプルで使いやすいと思うwinetricksを使ってみます。
リンクをたどるとインストール方法などがありますが、簡単には
terminalを開いて
wget http://www.kegel.com/wine/winetricks
ただのBashスクリプトなのですが、実行権限がないので、
chmod 755 ./winetricks
として実行権限を与えましょう。
おもむろに
./winetricks
と入力してみましょう。

こんな感じになりましたか?
ここからいろいろとWindowsのDLLをインストールしたり、registryを変更したりできます。
日本語で大切なのはfontsmooth-rgbとwenquanyiでしょうか。
wenquanyiでCJKフォントがインストールされます。
fontsmooth-rgbでwineでのフォントが綺麗に表示されるようになります。
これをチェックしてOKを押せば、レジストリの変更とフォントのダウンロードとインストールができます。
#これは使用するユーザーごとの設定になります。フォントはユーザーごとの.wineへインストールされます。またWindowsアプリケーションごとの設定で変更したい場合はPlayOnLinuxなどがいいと思います。
winecfgなどで確認してみましょう。


左から、何もインストールしていない状態、フォントだけインストール、fontsmoothを適応したところです。


こんな感じで、インストールもきちんと日本語が表示されます。
とりあえず今回はここまで。Picasa3はもうちょっとハマります。

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