2009年12月29日火曜日

日本語 にほんご ニホンゴ (wineの日本語 その2)

まだまだ、先が長いwineの日本語です。
以前にwinetricksで「WenQuanYi Micro Hei」なるフォントをインストールしましたが、

こんな感じで□だらけだと思います。

それ以外もnotepadなど起動すると、まったく日本語入力出来ないし、コピーペーストでも表示されません。
まだまだ設定するフォントが多いのですが、面倒なのでいろいろ設定したwineのレジストリをここに張り付けます。
まず、notepadなどのフォントですが、これはWindowsでは標準のMSゴシックなどの設定がされていないためです。
その設定はこれです。
REGEDIT4

[HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Wine¥Fonts¥Replacements]
"MS Gothic"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS Mincho"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS PGothic"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS PMincho"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS UI Gothic"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS ゴシック"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS 明朝"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS Pゴシック"="WenQuanYi Micro Hei"
"MS P明朝"="WenQuanYi Micro Hei"
  
アクセサリの中にある「gedit」などにコピーしてください。regeditでインポートできますが、ここで注意!
regeditは当然Sjisです。保存をsjisにしないといけません。
保存のメニューで




#ちょっと切れてますが^^
こんな感じでSHIFT_JISを選んでください。
ってそんなもんないって?
追加と削除でエンコードを追加してください。左の方にある「利用可能なエンコーディング」から選んでください。日本語はずっと下の方にあります。んで、追加ボタンを押すと追加されます。
ファイルを、Sjisで「hogehoge.reg」などと適当にファイル名を作って保存し、あとはregeditでインポートするだけです。

ちなみにwineでregeditを起動するには
wine regedit
とterminalで入力すればいいですって、知ってますよね?

それで、「レジストリ」ー「レジストリのインポート」でさっきのファイルをインポートしてみてください。 HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Wine¥Fonts¥Replacementsの中に追加されたと思います。
これで、Notepadなどで入力した文字が表示されるようになったと思います。
 
しかしPicasaはまだまだ豆腐です。
なんでかというと、PicasaではTahomaとMS Sans Serifが使われていて、これが日本語でないため、豆腐だらけになってしまうようです。
そういうわけで、HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥FontSubstitutesで、設定してしまいます。
REGEDIT4

[HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥FontSubstitutes]
"MS Sans Serif"="WenQuanYi Micro Hei"
"Tahoma"="WenQuanYi Micro Hei"

これで、




こんな感じで、豆腐がなくなったと思います。

とりあえず、表示はこれで問題ないと思いますが、どうでしょう?ものぐさな私は結局全部、「WenQuanYi Micro Hei」なるフォントで設定してしまいましたが、明朝とゴシックなどの違いがなくなってしまいます。
気になるようなら、 インストールしたIPAフォントなど設定して使用することもできます。
次は入力を設定します。
では

#bloggerってどうやったら、画像ファイル以外のファイルをアップロードできるんでしょう?ほんとはファイルで上げたかったのに、レジストリの内容を記載してしまった。

2009年12月27日日曜日

日本語 にほんご ニホンゴ (wineでハマらない)

えっとすいません。
wineでPicasaですが、新しいwineでも大丈夫でした。
Sabayonで最新のは1.1.34ですが、それ以前でも大丈夫なようです。
というか、どうもInternetExplorer6をインストールすると、問題なくインストール、通常の起動やアップデートでハマりません。
変なプロセスを残すこともなく終了します。

ということで、/etc/entropy/packages/package.maskにこの前記載した、
>app-emulation/wine-1.1.12
を削除、またはコメントアウトしましょう。
そしたらSulfurなどから、Repositoryのアップデートとwineのアップデートをしましょう。

1.1.34になりましたか?
terminalなどから、winecfgすると、wineのレジストリなどをチェックして、多少変更してくれるみたいです。
その後、
winetricks ie6
などと、terminalから入力してもいいですし、winetricksのGUIからでもいいので、InternetExplorer6をインストールしましょう。
適当にダウンロードして、インストールが始まります。
終了したら、Picasaを起動してみたり、新しくインストールしてみても、問題ないと思います。
psやtopなどで確認し、Picasa終了しても変なプロセスが残らないと思います。
そんな感じでした。
すいません。
では

2009年12月15日火曜日

閑話休題 Canon PIXUS MP980について(ネットワークプリント)

直接SabayonやGentooと関係ない話題です。
自宅のプリンターはCanonのPIXUS MP980というちょっと古い複合機です。
#Canonのページで既に過去の遺産に追いやられているorz。
いままではWirelessでプライベートIPをふって、Windowsマシンから印刷していました。
これもSabayonから何とかならないかと、いろいろやってみました。

基本はCUPSでいいかと思いましたが、ここのCanonのLinux用Driverにはまったく登録がありません。(PPDが手に入らない)
EuroのCanonサイトでも確認しましたが、ないみたいです。

んで、いろいろしらべていると、こんなサイトが。
要するにCanonの最近のネットワーク対応しているプリンターはBJNPというCanon proprietary protocolを使用しているため、ネットワークで認識させるにはCUPSにBJNPを組み込んで、その後にドライバー(PPD)を指定しなければならないようです。
試しにCUPS-BJNPのサイト(SourceForge)からソースを持ってきて、コンパイルしてみるとbjnpというコマンドが作成されます。(インストールはしない)
#ちなみにサイトはCUPSのVersionは1.3までってなってます。Sabayonは1.42です。
./bjnpとコマンドを入力してみると。
network bjnp://192.168.xx.xx:8611 "Canon MP980 series" "Canon MP980 series 192.168.xx.xx" "MFG:Canon;CMD:BJL,BJRaster3,BSCCe,NCCe,PLI;SOJ:TXT01,BJNP2;MDL:MP980 series;CLS:PRINTER;DES:Canon MP980 series;VER:1.020;STA:10;FSI:03;HRI:JP;MSI:DAT,E3,HFSF;PDR:1;"
とこんな感じで認識されてます。
あとはPPDだけだと思いましたが、まったく手に入りません。
そんな訳で諦めました。

ウソです。なんとかしました。
結局、TurboPrint2ですよ、すいませんね。
30日の評価版もあったので、試してみました。上のリンクでちょっと下の方にあるDownload 30days trialをクリックして、適当にアンケート見たいなものに答えてDownloadをクリック。
Sabayon(というかGentooでも)なのでTGZでDownloadし、左の方にあるManualをクリックしてそこからPDF形式のManualをDownloadしました。
マニュアルに書いてあるとおりで
tar xvfz turboprint-2.12-2.i586.tgz
cd turboprint-2.12-2
./setup

で、セットアップ開始。適当に答えて言ってRegistrationはサクッと無視して進みました。
すると、Gnomeのパネルで[システム]-[システム管理]の中に「TurboPrint Control」と「TurboPrint Monitor」が追加されます。
早速「TurboPrint Control」を起動しましょう。



こんなかんじ。
#既に設定済みです。アドレスは無視して^^
んで[Add]をクリックすると新しくプリンターを設定できます。
マシンに直接USBで接続している場合は「standard printer」でデバイスを選んで(つないでないので不明)下の「Continue」をクリックして次に進み、プリンターを選べばOKだと思います。
問題はLANでつながっているときです。

さっき記載しましたが、結局Canonの比較的新しいネットワーク対応のプリンターはBJNPというプロトコルが必要ですが、このTurboPrint2は初めから使えます。
どうやってインストールするかというと、
「other printer」を選択して、connectionは「other(CUPS URI)」を選択しましょう。


んで、URIに
bjnp://192.168.xx.xx:8611/
#192.168.xx.xxはそれぞれのMP980に設定したIPアドレスですよ、念のため
#まあようするにBJNPはTCP/UDPの8611Portを使用しているようです。
と入力です。それで「Continue」して、「Canon」の「Canon_PIXMA_MP980」を選択しましょう。それでContinueでOKです。

Control CenterのTool Boxからテストページを印刷してみましょう。ちょっと印刷速度は遅いですが、大丈夫なようです。他にもいろいろ印刷して見ましょう。
Dirverがいまいちなのか、Photoでしか印刷できないようですが、まあ家族が適当に印刷するくらいなので我慢です。
むしろおかしいのはCanonではないかと。基本的にサポートしないんですかね?
TurboPrint2は29ユーロほど(4000円くらい)ですが、これを最初からつけてMP990など販売してください。お願いしますよ。

では

2009年12月12日土曜日

日本語 にほんご ニホンゴ (wineの日本語)

wineを無事にダウングレードできましたが、このままでは



と、こんな感じでまったく日本語が表示されません。
#これはDVD Fabのインストーラです、念のため。
wineの日本語フォントを設定しなければならないようです。
ちなみに前回のインストール後に問題なく日本語表示できるかもしれません。Sabayonにインストール済みのフォントによってはwineで認識して設定してくれるみたいでした。
ただ、いろいろとうまく表示出来ないところもあったので今回の方法もあることを紹介します。

wineは結局のところ~/.wine/以下にWindowsと同様にCドライブやregistryが存在し、それらを設定することで、いろいろと変更が可能ですが、いかんせん面倒です。
それらを便利に設定したり、切り換えたりできるものとしては、PlayOnLinuxq4wineWine-Doorsなどなど。

いろいろあるようですが、そこまでwineに依存してしまっては、「何のためのlinuxなの?」と思いますので、一番シンプルで使いやすいと思うwinetricksを使ってみます。
リンクをたどるとインストール方法などがありますが、簡単には
terminalを開いて
wget http://www.kegel.com/wine/winetricks
ただのBashスクリプトなのですが、実行権限がないので、
chmod 755 ./winetricks
として実行権限を与えましょう。
おもむろに
./winetricks
と入力してみましょう。

こんな感じになりましたか?
ここからいろいろとWindowsのDLLをインストールしたり、registryを変更したりできます。
日本語で大切なのはfontsmooth-rgbとwenquanyiでしょうか。
wenquanyiでCJKフォントがインストールされます。
fontsmooth-rgbでwineでのフォントが綺麗に表示されるようになります。
これをチェックしてOKを押せば、レジストリの変更とフォントのダウンロードとインストールができます。
#これは使用するユーザーごとの設定になります。フォントはユーザーごとの.wineへインストールされます。またWindowsアプリケーションごとの設定で変更したい場合はPlayOnLinuxなどがいいと思います。
winecfgなどで確認してみましょう。


左から、何もインストールしていない状態、フォントだけインストール、fontsmoothを適応したところです。


こんな感じで、インストールもきちんと日本語が表示されます。
とりあえず今回はここまで。Picasa3はもうちょっとハマります。

2009年12月10日木曜日

日本語 にほんご ニホンゴ (wineでハマる)

ごめんなさい。忙しくて更新してませんでした。
#というか、下書きの段階で放置したままになっていたものです。
#追記しながら、書き直しました。

家族に使わせるデスクトップ環境としていろいろと設定していますが、如何せんLinuxではいくつか足らないものもあります。
今までWindowsを使っていたことを考えると、やっぱり困るのが、家族の写真の管理とDVDのリッピングでしょうか?
それで思いつくのは、PicasaとK9Copyかなと思いますが、K9Copyは使ったことがないですが日本語化されていないと。
自分が使うならいいですがそれではちょっと困ります。
またPicasaも3になってかなり使いやすいようですが、どうもこっちもLinux版は日本語になっていないようです。
どうするかと悩んでいると結局Picasaはwineで動いているんだったと、思いだし
「だったら全部wineでいいか」
とwineを設定してみました。
#「だったらWindowsでいいか」とは言わない。

んで、ハマりました。
sabayonではwineのパッケージとして1.1.32が入っています。
これをインストール(というか、最初から入ってます。)して、wineを使用するユーザーのterminalで
winecfg
とやると、.wineというディレクトリーが作成され、初期設定がその中にstoreされます。
その後、winecfgのウィンドウが開きますが、


なんじゃこりゃ。
まったく文字が表示されません。日本語のフォントの問題だとは思いますが、ここまでひどいのは始めて見ました。
まあ、どうせあとで設定すればいいかと思い、Picasa3のWindows版をダウンロード。
terminalから
wine picasa3-setup.exe
とやってみますが、フリーズ。いろいろフォントを設定したりなどしましたが、まったくダメ。
最初からwineに導入されているものとして、regeditやnotepadは起動しますが、InernetExplorerは起動せず、errorを吐いて落ちます。
プロセスを確認したり、topなどでメモリーなどの使用量を見てみたりすると、Picasa3をセットアップするときにUpdaterが起動するようですが、これがフリーズしているみたいでした。
それならばと別なWindowsマシンにPicasa3をインストールして、フォルダーをまるごとコピーしてみると、起動はしますが、同様にUpdateを確認するプロセスがフリーズしてしまい、Picasa終了後もwinserverと一緒にリソースを食いつぶしています。

ではと別なGentooマシンでwineをemergeしてみると、どうやらStableなのは1.1.12のようです。
# 追記2009.12.10します。gentooでは1.1.29に上がっています。ところがこれでもPicasa3は同様にフリーズします。大丈夫なのはここの記載の1.1.12ですので、それでやってます。

Gentooマシンにwine 1.1.12を導入してpicasa3-setup.exeを使ってみると、問題なくインストールされます。(フォントはおかしいけど)Updaterなどのフリーズもありません。
問題はwineのバージョンに依存しているようでした。

そんなわけで解決方法としては、
  • 他のマシンでインストールしてフォルダーごとコピー。Updateはしないように設定する。
  • wineのバージョンを変える
のどちらかです。
どっちを選ぶかは当然使う側の好みだと思いますが、Updateがきちんとできる、他のアプリケーションにも問題が起こりにくい、フォントの導入しやすさなどから、今回はwineをGentooでstableなversionまでダウングレードすることにしました。

ではまずはsulfurでwineをアンインストールしましょう。
sulfurを起動し、[Applications]-[Installed]をクリック。
右上にwineと入力して検索すると、



 こんなかんじ。 左側の□をクリックすると、[Remove][Purge]と表示されるので[Remove]を選択。
#RemoveとPurgeの違いがよくわかりません。Removeは消してしまうので、Purgeは消さないけど使えなくしてしまうorインストールされてないことにしてしまう?解る人教えて。
後は[Installation]以下にょろにょろで消してしまいます。
それとwineの設定(winereg)なんかも消してしまいましょう。~/.wine/をrm -rfしてしまいます。

sulfurはこれで一旦終了。
次はwine-1.1.12のemergeです。
terminalでsuして、emerge --syncんでもって、
emerge -av =app-emulation/wine-1.1.12
です。
#ちなみに特定のバージョンをインストールしたいときは、=を付けます。って知ってるか。
これでwine-1.1.12がインストールされました。
んで忘れずに
equo database gentoosync
です。これでwine-1.1.12がインストールされていることがentropyにも伝えられます。

んで、このままでwineはおkですが、なにかというと
「wine、新しいのいかがですか?おいしいですよ」
とUpdateが促されるので、maskしてしまいましょう。
gentooは/etc/portage/のなかのpackage.maskに記載です。
>app-emulation/wine-1.1.12
の1行を最後でもどこでもいいので、追加しましょう。
んでEntorpyはどこでmaskするんだろうか?と探してみると、
/etc/entropy/以下にEntropyの設定をいろいろ設定しているファイルがいっぱいです。
とりあえず、今回はmaskだけなので、/etc/entropy/package/package.maskの中に
>app-emulation/wine-1.1.12
を記載しましょう。まったくいっしょです。これで一々
「いやまだビールでいいです。」
などと断る必要がなくなります。
とりあえず、こんなところでしょうか。これはでもwineが今後updateされたときにupdate出来なくなりますので、Versionが上がって問題ないようでしたら、ここで記載します。
#追記2009.12.10 現在もう一度書きますが、1.1.29-1.1.32までは試しましたが、ダメでした。大丈夫なのがあるようなら教えてください。

とりあえずここまで。次はwineの日本語設定になります。

2009年11月8日日曜日

日本語 にほんご ニホンゴ(iBus-Anthyでいこう)

やっと日本語入力の設定です。
昔からの*nixな入力としては、canna、SKK、Wnnとかありますが、まあ最近ではほとんどAnthyでおkでしょう。
IMフレームワークはこれもいろいろ。Kinput2なんてものから、uim、SCIMなどとあります。
私が通常使っているGentooマシンはuim-anthyなんで、面倒なのでそのままでいいかと思いましたが、Sabayonのパッケージにはuimはありません。
どうもdefaultがSCIMなようですが、Fedoraとかなんかは、最近ではiBusっていうのになっていると。
そんなわけで、SulfurのAvailableで検索して見ると、iBus発見、Anthyもありましたので早速インストール。
ここでSulfurの「Progress」を注意してみていると、
インストール後に設定方法などが出てきます。
#Gentooつかっていると、結構常識かも知れないですがelogですね。Sabayonもベースのパッケージは同一なようで、同じメッセージが表示されるようです。
iBusからこんなメッセージが、
* To use ibus, you should:
* 1. Get input engines from sunrise overlay.
* Run "emerge -s ibus-" in your favorite terminal
* for a list of packages we already have.
*
* 2. Setup ibus:
*
* $ ibus-setup
*
* 3. Set the following in your user startup scripts
* such as .xinitrc, .xsession or .xprofile:
*
* export XMODIFIERS="@im=ibus"
* export GTK_IM_MODULE="ibus"
* export QT_IM_MODULE="xim"
* ibus-daemon -d -x
が出てきます。
ちなみに見落としてしまったりした場合は、
/var/lib/entropy/logs/
以下に個別のパッケージ名で残っています。

まあ要するに、
  1. ブリッジを別にインストールせんと使えんよ。
  2. その後設定忘れるな。
  3. そうそう、.xprofileとかにiBus使うって記載しといてね。
ということです。
そうかブリッジいるんだなと言うことで、もう一回Sulfurで検索すると、
まったくない
っていうか、さっきibusで検索したときもなかったよと。
さて、どうするか?


とここでさっきのメッセージをよくみると、
Run "emerge -s ibus-" in your favorite terminal for a list of packages we already have.
と記載されています。
この前、portageとEntropyのまぜこぜでハマったばかりなのに、やらざるを得ないか。

そんなわけで、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「端末」を起動して、suしてrootになりましょう。
そんでおもむろに
emerge --syncしてください。
portageのupdateを最初にヤレって言われますが、無視です。
その後に、
emerge -s ibus-
とやると、ずらずらっとインストール可能なブリッジが表示されます。
一番上に app-i18n/ibus-anthy がありましたよ。
てなわけで、
emerge ibus-anthy
でブリッジをインストールしてください。
これでiBusでanthyが使えるようになります。
んで、portageとEntoroyを混ぜるなキケンですが、致し方なしです。
以下のコマンドを忘れずに
equo database gentoosync
Entropyのデータベースにibus-anthyが追加されるようですが、そもそもパッケージがないので、関係ないですが。

ibusの設定はGUIでできますので後回しにして、忘れずにhomeディレクトリィの中の.xprofileに
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE="ibus"
export QT_IM_MODULE="xim"
ibus-daemon -d -x
を追記しましょう。
他のユーザーを追加したときなんかもすぐに使えるように、/etc/skel/.xprofileにも追加しておくと楽でしょう。
#ちなみにibusをGnomeの「システム」-「設定」-「自動起動するアプリ」でチェックするなら、4行めは不要です。
ここまでできたら一回ログアウトして、再度ログインしましょう。

iBusが起動していれば、GnomeのパネルにiBusのアイコンが追加されてると思います。
次はiBusの設定をしましょう。
「システム」-「設定」で「iBusの設定」が出てきます。

iBusの設定はここで行いますが、まずは日本語入力のOn/Offの設定でしょうか。
Enable/Disableの右にある「...」となっているボタンを押すと

こんな感じで設定できます。初期設定が[Ctrl]+[Space]になっていますが、uim-anthyだった私は[Shift]+[Space]になれているので、変更します。
Modifierの中の「Shift」をチェックし、KeyCodeの右側にある「...」のボタンをクリック。
割り当てたいキーを一回押して離せば、設定されます。
その後、追加で設定できました。

次にAnthyを使うように設定しましょう。
Imput Methodのタブをクリックして、
「Select an input method」をクリックすれば、下に「日本語」と出てきます。
右に進むとインストールした「Anthy」がありますので、これをクリックすると、下の「Input Method」に追加されました。

これでiBus-Anthyで日本語入力できると思います。
どっかで自分の設定したOn/Offのキーを押しましょう。
日本語入力可能になりましたか?

画面の右隅にAnthyのツールバーが表示され、iBusのアイコンがAnthyの冠マークに変わりました。
ちなみにAnthyの設定(ローマ字入力とか、ショートカットとか)はAnthyのツールバーからやってください。
uim-anthyと違って、F10で直接入力となるのが楽でいいですね。

と、ここまでにします。

2009年11月7日土曜日

日本語 にほんご ニホンゴ(フォントの設定)

さて早速インストールしたフォントを設定しましょう。
まあSabayonに限った話ではないので、普通のGnomeの設定です。
KDEは知りません。

「システム」-「設定」の「外観の設定」を起動しましょう。
「テーマ」「背景」「フォント」「インタフェース」の4つのタブがありますが、今回はフォントの設定なので「フォント」を選びます。

こんな感じ。
アプリケーションやドキュメント、タイトルなどに好きなフォントを選びましょう。
いろいろ変更すると、その場で変わるのでわかりやすいです。

次は日本語入力しましょう。
では

2009年11月6日金曜日

日本語 にほんご ニホンゴ(導入前の基礎知識 Sulfurの使い方)

多言語化されている、最初から日本語が使えるなどとsabayonについて記載されていたりしますが、如何せん中途半端です。
最初に日本語として設定しなければならないのは、何といってもフォントでしょう。
最初からインストールされているのは、Xorgの標準フォントとして
media-fonts/font-jis-misc-1.0.0
ですが、gnomeのメニューなど、まともに表示されない文字が多いです。
#これは単に設定の問題かも知れませんが。
いずれにしてもあまり美しいフォントとは言えないので、変えてしまいましょう。

そんなわけで、いきなりEntropyというか、Sulfurの使い方です。
既にインストールしてネットにつながっているものとしての説明です。
#前後しますが今後ネットの設定も記載する予定

スーパーユーザーとしてのアカウントを所得できるユーザーでログインすると、「アップデート、いっぱいありまっせ。」と言ったメッセージを見ることになりますが、

最初の設定されたモードではまったくSulfurは使い物になりません。Advanced modeでしかSulfurは使う必要がないです。
おまけにまったく日本語化されていないし。
使い方の日本語サイトも全くないどころか、公式サイトのWikiも中途半端にしか記載してません。
また、後で説明しますが、いきなりetc-updateとかの知識が必要であることが思い知らされます。


なんじゃそりゃ。

そんなわけで早速Advanced modeに設定しましょう。
[File]タブのAdvencedにチェックしてください。これで選択できる項目が増えます。
これをしないと、新しいパッケージを選択することができません。
こんな感じになりましたか?
一番左には上から順番に、「Applications」「Security」「Repositories」「System files」「Preferences」「Installation」6つのタブが並んでいると思います。

「Applications」はアップデートや新しいパッケージを選択するときに使います。ここがもっとも多用するというか、基本ここを使います。
「Security」は、GLSAを適応するときに使いますが、デスクトップ環境ではそんなに気にすることはないと思いますし、もともとGLSAは英語での環境がほとんどです。詳しくはGentooのサイトなんかを参考。
「Repositories」は他の派生したリポジトリを追加したりするときに使うんでしょうが(日本語のリポジトリとかあるのかな?)、デフォルトのSabayonのでいいでしょう。
「System files」はGentooでいうところのetc-updateやdispatch-confを行うものです。アップデートなどで/etcの書き換え起こる場合の設定をここでやりますが、これはぶっちゃけgentooを知らないとなにをどうしたらいいかわかんないと思います。
「Preferences」はSulfurのプリファレンスを設定するところで、外見の色を変更したり、ネットの接続(Proxyとか)の設定、/etcのなかで変更を許可しないファイルやディレクトリを設定できます。
「Installation」は「Applications」の中で選択したパッケージなどを確認して、実際にインストールするするときに使います。

では早速、フォントをインストールしてみましょう。
まずは「Applications」をクリック、クリックと。
今度は左から「Updates」「Available」「Installed」「Masked」「All」「Sets」と並んいます。一番右にはパッケージを名前で検索したり、パッケージのソート方法の選択があります。
「Updates」が選択されていると、下には「Add All」と「Update Repositories」のボタンがあると思います。
まずはリポジトリを最新のものにしましょう。「Update Repositories」をクリックすると、
のように、「Progress」が追加され、進行内容が表示されます。
リポジトリが最新になったでしょうか?
#ちなみにこの「Progess」ですが、いつの間にか終わっていても、終わったことがぱっと見分かりにくいです。
#終わるといつの間にか上の方に「こんなところで時間を無駄にすんな、ぼけ」って出てきます。
#インストール後もこんな感じなので、適当に閉じましょう。

そしたら、「Applications」の「Available」をクリックしましょう。
ずらずらっとインストールされていないパッケージで、インストールできるものの一覧が出てきます。これからいちいち探していたのでは、日が暮れるので検索しましょう。
右上の検索のところに「media-fonts」と入力して検索してください。インストール可能なフォントだけに表示が絞られます。
パッケージ名と簡単な説明が記載されているので、自分が希望するフォントを選びましょう。
aquafont、aquapfont、ipamonafont、monafont、mplus、mplus-outline、mikachan-font、shinonome、sazanami、vlgothic、kochi-substituteなどでしょうか?
さすがはSabayon。微妙なライセンスなどもおかまいなし。
フォントが具体的にどんな感じかは、ネットで検索してみてください。
自分は結局いろいろインストールしましたが、昔のよしみでvlgothicをデフォルトにしています。
パッケージをクリックで選択して色が変わったら、名前の左横にある□をクリックしましょう。Installと表示されるので、選択すると□の中に矢印がつきます。
やっぱやめたって時はもう一回□をクリックするとUndo Installと出てくるので、クリックすると選択が解除されます。

希望のパッケージを選択すると、上に「Installation」とかかれたボタンが追加されますので、これをクリック。
選択したパッケージの一覧が出てきてますので、ここでいらなければUndo可能ですが、そのままでよければ、下の「Review for Install」をクリックすると、「Installation」に移動します。
ここで最終確認になる一覧が出てきます。
左下の方には「Save」「Open」「Clean」はインストールするパッケージリストを保存したりできるようです。
#これを使えば自分の選んだパッケージを他のマシンに簡単に追加できるようです。
右下の方には「Download only」「Download source code」のチェックがありますが、まあいらないでしょう。
その右の「Commit Actions」をクリックするとパッケージのダウンロードとインストールが始まります。
「Progress」に表示が変わりますが、ライセンスの確認が必要なパッケージを選択していると、
のようにライセンスの確認を求められるので、適当にライセンス確認して、「Accept License」していってください。すべての確認が終わらないと、「OK」が押せないし、他のパッケージのインストールも始まりません。
後は適当にほっとくとインストールが終わります。
とりあえず、今回はフォントのインストールと言うことで、「System files」とかの追加で設定するものはないものとして、ここまでにします。
長かった。

2009年11月3日火曜日

portageか、Entropyか

しばらく書いてなかったのは、別なマシンの環境をいろいろといじくっていたからです。
すいませんって誰か見てるのか、こんなとこ?

まあ、それはさておきいろいろ少しずつ不具合を見つけながら、自分の使いやすい環境に変化させていく過程で、大きな問題があります。
それはやっぱり、portageでいくか、Entropyでいくか。
gentoo baseなのでportageでゴリゴリいけば、こんな非力なマシンでも結構いい具合にカスタマイズされて使いやすくはなるのだけど。
おまけにgentooはUbuntuなみにドキュメントが豊富だと思う(英語だけど)
なのでportageで困ってもなんとかなるかもと思うが、
ちょっとまて!それではgentooで作るデスクトップになるぞ。
blogのタイトルを変更せねば。

ってことになる。

ということで、
あえてEntropyでゴリゴリやる!
という方針でいきます。

と、これを書いている現在、実は既にいろいろやってみて、結局こういう方針になってます。
一応、紆余曲折を書くと。
  1. やっぱprotageでゴリゴリだろうと、make.confなどいじる。
  2. おりゃって emerge -e world する。
  3. っていうか、gentooじゃんそれじゃあ。って思ったがまあいいやと使いつづけると、
  4. Sulfurがなにやら、「400個くらいアップデートあるよ」って言ってくる。
  5. まさかと思って確認すると、せっかくのemergeしたパッケージではSulfur(equo)側には依存関係が伝えられない状態。
  6. なんでこんなことにと、HOWTOをあさると、こんな記載こんなことが。
  7. それじゃあっと「equo database gentoosync」するが、既にぐじゃぐじゃorz。
  8. さいいんすとーる
ほんとは
equo update && equo world --replay

とかで、治ったりするようですが、如何せんemerge -e worldが効いているorz
そんな訳で基本、Entropyでごりごりやりますよ、ええ。
make.confとかは無視です。
では

2009年10月19日月曜日

南無南無NumLock

さて、すでに判明している問題です。
インストール途中からも問題であったのですが、ThinkpadはNumLockがうまくききませんでした。
今までにいろいろとインストールしましたが、そういえばこのマシンでNumLockを押した記憶がないです。

なぜ今回は問題になったかというと、起動直後にNumLockがOnなのです。
ですので、「K」とか「I」とかが、USBメモリーの起動でも、インストール後でも入力できないというハマりでした。

いろいろやってみたのですが、GnomeのKeymapを調べてみると、確かにキーが押されていることは認識しています。(Shift+ScrでNumLockが押されている)のですが、NumLockのLEDがoffにならず、NumLockはOffになっているのですが(つまり、数字は入力されないが、マウスが動くように矢印として入力されている)、相変わらず文字が思い通り打てません。

起動時にNumlockOnするようになっているかと思ったのですが、そういうわけではないようです。
XDMからログインするとNumlockがonになってしまいます。
んで、戻せない。

XDMからログインせずCtrl+Alt+F1などで、コンソールからログインすることでとりあえずはキー入力が正常に可能な状態でLoginできましたが、どうやって直したらいいか不明です。

と、いろいろとGoogle先生に聞いていると、ここに書いてありました。なんとNumLockを2回押すように設定しなければならないようです?
これって常識?
とりあえず、ほかのユーザを今後追加する予定もあるので、マシン全体の設定となるように、/etc/X11/Xmodmapに変更を記載することとして、
keycode 77 = Num_Lock Num_Lock
と記載。その後
xmodmap /etc/X11/Xmodmap
で設定を反映します。 この状態でShift+ScrでNumLockがOn、Off出来るようになりましたよ。 とりあえず、一個目の問題は解決しました。 さて、次は...

2009年10月18日日曜日

インストールしてみる

USBメモリーでbootしたあとは、早速HDDへインストールしてみます。

HOWTOを参照しながらインストールしますが、どうやら一番初めにインストーラーのUpdateをしたほうがいいようです。
そのためにはまずNetworkを設定しなければならないというわけで、
System->Network ManagerでNetwork Managerを起動します。
Thinkpad X24は古い11bのWirelessNetworkDeviceがありますが、標準でPrismDriverで認識はされますが、これはAESとか使えないし遅いのでWiredで設定します。
ウチのサーバーは家庭内LANで外へはNATでつながってますので、適当にPrivateIPを振って、DNSとか適当に設定してOkでした。
これも問題なく認識されています。
Sabayonおそるべし。(IrDAとかもOkだし)
早速、インストールします。
  1. デスクトップにある、「Install On Disk」をダブルクリックでインストーラーが起動します。
  2. Update Installerとなるので、「Download Installer」をクリックしてUpdateします。
  3. 次に言語の選択ですが、日本語を選びましょう。これである程度日本語環境になりますが、非常に中途半端ですので、後々全て設定が必要な感じ。
  4. 「Choose Your Enviroment」は「Gnome Desktop」にしました。
  5. 次に「Install」か「Rescue」かですが、当然「Install」
  6. デスクトップ環境なので、パッケージはすべて選択。
  7. サービスは環境によりますが、SambaとCUPSにしました。
  8. 次にParittionですが、面倒なのでAutomaticを選択。驚いたのが標準でLVMなんですね、Sabayonって。まあ柔軟に対応できるし、良しとしました。
  9. インストール先や既存のPartitionをどうするかの選択ですが、当然Sabayon Linux Onlyの環境ですので、Remove All Partitionで行きます。USBメモリーからの起動だと、HDDが2つあることになりますが、インストール先は内臓のHDD(sdb)なので、checkされているか確認。
  10. 再度確認を求められるので、「Yes」を選択。
  11. Partitionがどんな感じに作られるか表示されます。まあそのままでOk。
  12. BootLoaderもそのまま。
  13. Hostnameの設定です。ウチは面倒なのでそれぞれのOSの名前が付いてます。(GentooとかWinとか)なのでSabayonにしました。何でもいいです。
  14. Timezoneの設定は「GMT+9」で「東京」です。
  15. 初期のユーザーとrootのパスワードなど設定です。これも適当に。
  16. 「Forward」で始まりますよと。
  17. 次にFormatされます。SabayonはDefaultでExt4です。と、ここでトラブルが。画面に何かWarningが表示されてるのですが文字化けして読めません。「?????????」とかなります。よくわかんないので「No」にしました。ダメならまたやればいいですし。
  18. Format後にパッケージをインストールしていきます。
  19. Rebootして終わり。

BIOSから起動HDDを内臓HDDへ変更して、bootしてみると、問題なくGrubが起動、その後はSabayonのXDMからのLogin画面が表示されます。
さっき設定したユーザー名とパスワードでLoginしましょう。
めでたくインストール完了です。

途中のWarningはなんだったんでしょう?
いろいろと問題も多そうですが、(すでにわかっている問題あり)今日はここまで。

2009年10月16日金曜日

USBで起動できた!

んで、続きですが自宅の別なLinuxマシン(Gentooサーバー)で起動可能なUSBメモリーを作成します。
まずはSabayon5.0のイメージをdownloadしましょう。
Sabayonのミラーサイトからdownloadでもいいですし、このページに書いてあるリンクからTorrentで手に入れるのもいいでしょう。
私は速いのでTorrentで手に入れました。
ここで注意するのは自分のマシンにあったものを手に入れることと、すでにGnomeかKDEかどっちのデスクトップ環境にするかとういところです。
個人的にGnomeなので、x86のGnomeのものを手に入れましたが、1.8Gほどありますよ。
ちなみに先ほど記載したTorrentのリンクがあるページには、Sabayon5.0のパッケージリストやKernelConfigがあります。一通り目を通しましたが、Kernelはスゴいことになってますね。
KernelVersionは2.6.31で兎に角、moduleだらけ。しかもLogやDebugのOptionはなし。
ここまでハッキリとした方針であれば、それはそれでいいのかもしれませんが、結局あとでコンパイルするなこりゃw

さて次にSabayon5.0 BootableなUSBメモリーを作りましょう。
HOWTOでは他のLinux導入されたマシンでの作成が前提で記載されてますので、ウチのGentooサーバーで作成します。

ウチの場合USBメモリーを挿入すると/dev/sdbとして認識されますので(この辺は使っている環境によって違うと思います。tail -f /var/log/messageなどとしておいて、挿入するとわかりやすいかな。)、HOWTO内の/dev/sduを/dev/sdbとしてやってみます。当然、rootでの操作なので気を付けてやらねば。

基本的に記載されているとおりやっていけば、問題なく作成されるのですが、
  1. fdiskして、USBメモリーにパーティションを作成。linuxの83番にパーティションタイプを変更して、BOOTABLEにしておく。

    1. fdisk /dev/sdbして、USBメモリーにすでにPartitionがある場合は「d」コマンドで消しましょう。
      注意!:すべてのデータが消えます。バックアップはOK?
    2. 「n」コマンドで新しいパーティションを4G全ての容量で作成
    3. 「t」コマンドでPartitionTypeを83番のLinuxに変更
    4. 「a」コマンドでPartitionをBootableに変更
    5. 「w」コマンドでPartitionの変更を書き込みfdiskを終了

  2. mkext2fsなどで、フォーマットする。

    1. mke2fs /dev/sdb1

  3. LiveDVDのISOイメージとUSBメモリーをマウント。ファイルを全部コピーする。

    私の場合 /mntの中で操作しました。
    1. cd /mnt
    2. mkdir isofsでDVDイメージのマウント先を作成
    3. mkdir usbdevでUSBメモリーのマウント先を作成
    4. mount -o loop /<イメージの置いてあるディレクトリ>/Sabayon_Linux_5.0_x86_G.iso isofs/で、ISOイメージをマウント
    5. mount /dev/sdb1 usbdev/でUSBメモリーをマウント
    6. cd isofs/
      cp -a ./* ../usbdev/
      でイメージのファイルを全てコピー

  4. Grubを設定してBootLoaderをインストール。

    ウチのマシンもGrubを使用していますので、ここではHOWTO内に記載されている既存のGrub環境をコピーして設定する方法で行います。
    注意!:というか、DVDイメージ内のsquashfsをマウントするためには、squashfsがkernelなどでサポートされているマシンが必要です。2.6.28-HardenedなのでそんなもんはKernelに取り込まれてません。(2.6.29からKernelに取り込まれています。)

    1. cd ../usbdev/
      cp -a /boot/grub boot/して、grubをコピー
    2. nano ./boot/grub/grub.confでgrub.confを作成、編集します。面倒なのでHOWTO内のものを単純に使用
      # grub.conf
      #
      # Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
      # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that
      # all kernel and initrd paths are relative to /, eg.
      # root (hd0,1)
      #
      # Video Mode Table
      # | 640x480 800x600 1024x768 1280x1024
      # ----+-------------------------------------
      # 256 | 0x301 0x303 0x305 0x307
      # 32k | 0x310 0x313 0x316 0x319
      # 64k | 0x311 0x314 0x317 0x31A
      # 16M | 0x312 0x315 0x318 0x31B
      #
      default=0
      timeout=6

      # Comment out splash during development phase of USB boot method
      #
      # splash=silent,theme:sabayon
      # - or -
      # splashimage=(hd0,0)/boot/grub/splash.xpm.gz

      title Sabayon Linux x86 DVD/USB (cdroot sdb1)
      root (hd0,0)
      kernel /boot/sabayon root=/dev/ram0 aufs init=/linuxrc cdroot=/dev/sdb1 \
      looptype=squashfs max_loop=64 loop=/livecd.squashfs vga=0x318 \
      CONSOLE=/dev/tty1 verbose scandelay --
      initrd /boot/sabayon.igz
    3. grub Grubを起動
      root (hd1,0)でUSBメモリーを選択(環境によってはhd1ではないかも、そういう場合はroot (hdまで入力後Tabで補完して選択)
      setup (hd1)でGrubをUSBメモリーにインストール
      quitでGrubから抜ける。

  5. できたメモリーで起動。
    1. umount /mnt/usbdev/でアンマウントして、Thinkpadへ挿入。
    2. BIOSでUSBメモリーがHDDとして認識されていることを確認して、Boot先として設定
こんな感じで出来上がりです。

USBメモリーに直接Grubで起動イメージを選択しているので、LiveDVDのような、起動時の選択はありません。(音楽ありとか)
さすがにUSB1.1なので起動には時間がかかりますが、問題なく起動。X、GnomeもOKでした。

今日はここまで、次はインストールです。

2009年10月15日木曜日

そんなわけではじめまして

はじめまして。もずくです。
Gentooで細々と自宅サーバーを運営していますが、家族で簡単に(?)使えるデスクトップ環境はないものだろうか?と思っていたところ、Sabayonに出会いまして。
それでこんなことはじめました。

っていうか、タイミング的にWindows7でいいんじゃないかって話もありますが、
  1. インストールしたいマシンが古い
  2. 結局のところ使いたいアプリケーションはWindowsにない(KeyNoteとか)
  3. WindowsだとOS自体の問題でトラブルが多い
  4. 高すぎw
などなど、いまさらながらWindows環境はいらないかと思いやってみることにしました。

Sabayonもタイミングよく5・0が公開されましたので、まずはインストールなどからはじめたいと思います。

はじめに断らなければなりませんが、私はさっきも書きましたが、Gentoo経験ありますので、なるべくSabayonのマナーで管理したいとおもってますが(Entropyとか使って)、コマンドラインやportageつかったりすることは当然のものとしてやっていきます。

今回、うちであまっているマシンは、

ThinkPad X24

っていつのマシンだw。まだLenovoとかなかった頃だな。
簡単にスペックは
CPU:モバイル インテル PentiumIII プロセッサ 1.13GHz-M
Memory:640MBにアップグレード
HDD:60GByteにアップグレード
その他:PCカードにUSB2.0のカードを差込済み(メーカー名など忘れた)
といった構成です。
さて、Sabayonのサイトで確認すると、必要構成などは以下でした。
Requirements
Minimum requirements:
- an i686-compatible Processor (Intel Pentium Pro, Pentium II, Celeron, AMD K6-2, Athlon)
- 512Mb RAM
- 9 GB of free space
- A X.Org supported 2D GPU
- a DVD reader
まあ、なんとかなるでしょうと思いましたが、
- a DVD reader

え゛。
「Gentoo Linuxの派生ディストリビューションである」ってWikipediaにも書いてあるのに、なぜ?
っていうか、Intel Pentium Pro, Pentium II, Celeron, AMD K6-2とかの時代のマシンにDVDなんてないでしょ?
ほかの起動イメージなど探してみたけれど、見つからず。orz。
即効で他のディストリビューションへ浮気しようかと思いましたが、ありました。
おおっ。これで何とかなるか。USBは1.1だがBoot可能ですのでこれでなんとかしてみます。
ということで、
「You need at least a 4 Gig Stick for the DVD」
のため、4GのUSBメモリー買ってきます。
とりあえず、今日はここまで。